「令和3年度児童発達支援事業所における自己評価結果(公表)」からの抜粋

あおぞら大正、令和3年度の評価集計が完了しましたので、放課後等デイサービス事業における自己評価結果等を公開いたしました。

※この「事業所における自己評価結果(公表)」は、事業所全体で行った自己評価です。

【チェック項目】環境・体制整備

  1. 【設問】利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切である。
    • 【工夫している点】学習室、静養室等、過ごしやすいようスペースを振り分けている。
  2. 【設問】職員の配置数は適切である。
    • 【工夫している点】保育士、教員免許保持者を配置している。
  3. 【設問】生活空間は、本人にわかりやすく構造化された環境になっている。また、障がいの特性に応じ、事業所の設備等は、バリアフリー化や情報伝達等への配慮が適切になされている。
    • 【工夫している点】児童が分かりやすい玩具や教材の配置をし活動スペースを振り分けている。玄関からフロアまでスロープになっており車いすのまま入ることができる。
    • 【改善内容又は改善目標】トイレには手すりを付け、便座は自動で開け閉めできる。洗面台も自動で水が出るようになっている。
  4. 【設問】生活空間は、清潔で、心地よく過ごせる環境になっている。また、子ども達の活動に合わせた空間となっている。
    • 【工夫している点】毎日の清掃、消毒を行い空気清浄加湿器を設置している。

【チェック項目】業務改善

  1. 【設問】業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画している。
    • 【工夫している点】日々の状況、今後必要な活動内容の振り返りを行っている。
  2. 【設問】保護者等向け評価表により、保護者等に対して事業所の評価を実施するとともに、保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげている。
    • 【工夫している点】評価表等で指摘があった際は、改善点を職員間で話し合っている。
  3. 【設問】事業所向け自己評価表及び保護者向け評価表の結果を踏まえ、事業所として自己評価を行うとともに、その結果による支援の質の評価及び改善の内容を、事業所の会報やホームページ等で公開している。
    • 【工夫している点】事業所内で閲覧できるようにしている。
  4. 【設問】第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげている。
    • 【改善内容又は改善目標】第三者による外部評価はできていないが、相談支援事業所と連携し、支援を行っている。
  5. 【設問】職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保している。
    • 【工夫している点】月1回の内部研修を行い、外部研修にも積極的に参加している。

【チェック項目】適切な支援の提供

  1. 【設問】アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、児童発達支援計画を作成している。
    • 【工夫している点】定期的なアセスメント、保護者との面談、相談支援事業所等の連携により作成している。
  2. 【設問】子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用している。
    • 【工夫している点】事業所独自でまとめたアセスメントツールを使用している。
  3. 【設問】児童発達支援計画には、児童発達支援ガイドラインの「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援(本人支援及び移行支援)」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容から子どもの支援に必要な項目が適切に選択され、その上で、具体的な支援内容が設定されている。
    • 【工夫している点】アセスメントに加えて、ガイドラインを参照して支援計画を立てている。
  4. 【設問】児童発達支援計画に沿った支援が行われている。
    • 【工夫している点】個別支援計画に沿った支援を心がけている。
  5. 【設問】活動プログラムの立案をチームで行っている。
    • 【工夫している点】職員で話し合い月間スケジュールを決めている。
  6. 【設問】活動プログラムが固定化しないよう工夫している。
    • 【工夫している点】音楽、運動、季節ごとの行事等プログラムが固定化しないよう工夫している。
  7. 【設問】子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて児童発達支援計画を作成している。
    • 【工夫している点】一人ひとりの発達に応じ個別活動と集団活動を取り入れている。
  8. 【設問】支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認している。
    • 【工夫している点】支援前にミーティングを行い支援内容の確認を行っている。
  9. 【設問】支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有している。
    • 【工夫している点】支援終了後に情報の共有、支援の振り返りを行っている。
  10. 【設問】日々の支援に関して記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげている。
    • 【工夫している点】ケース記録をとり改善の必要な支援内容、今後必要な支援内容を検討し職員間で情報の共有を行っている。
  11. 【設問】定期的にモニタリングを行い、児童発達支援計画の見直しの必要性を判断している。
    • 【工夫している点】定期的なモニタリング、担当者会議、保護者面談を行い6か月に一度見直しを行っている。

【チェック項目】関係機関や保護者との連携関係機関や保護者との連携

  1. 【設問】障がい児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画している。
    • 【工夫している点】児童発達支援管理責任者、児童の担当職員が参画している。
  2. 【設問】母子保健や子ども・子育て支援等の関係者や関係機関と連携した支援を行っている。
    • 【工夫している点】相談支援事業所と連携し支援を行っている。
  3. 【設問】(医療的ケアが必要な子どもや重症心身障がいのある子ども等を支援している場合)地域の保健、医療、障がい福祉、保育、教育等の関係機関と連携した支援を行っている。
    • 【改善内容又は改善目標】必要に応じて連携した支援が行えるようにしていく。
  4. 【設問】(医療的ケアが必要な子どもや重症心身障がいのある子ども等を支援している場合)子どもの主治医や協力医療機関等と連絡体制を整えている。
    • 【改善内容又は改善目標】必要に応じて連絡体制を整えていく。
  5. 【設問】移行支援として、保育所や認定こども園、幼稚園、特別支援学校(幼稚部)等との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っている。
    • 【工夫している点】保護者に同意を得たうえで情報共有と相互理解に努めている。
  6. 【設問】移行支援として、小学校や特別支援学校(小学部)との間で、支援内容等の情報共有と相互理解を図っている。
    • 【改善内容又は改善目標】就学前であるため、まだ学校との情報共有はしていない。
  7. 【設問】他の児童発達支援センターや児童発達支援事業所、発達障がい者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けている。
    • 【工夫している点】参加した研修内容をレポートにまとめ、職員間で共有している。
  8. 【設問】保育所や認定こども園、幼稚園等との交流や、障がいのない子どもと活動する機会がある。
    • 【工夫している点】交流活動等の実績はないが近くの公園にて地域の子ども達の関わりは少しある。
  9. 【設問】(自立支援)協議会子ども部会や地域の子ども・子育て会議等へ積極的に参加している。
    • 【工夫している点】協議会等があれば参加している。
  10. 【設問】日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っている。
    • 【工夫している点】送迎時や連絡帳等で状況を伝えている。
  11. 【設問】保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対して家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)の支援を行っている。
    • 【改善内容又は改善目標】専門的な知識を深められるよう、研修等に参加していきたい。

【チェック項目】保護者への説明責任等

  1. 【設問】定期的に、保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っている。
    • 【工夫している点】保護者から相談があった場合は適切に応じ必要な支援を行っている。
  2. 【設問】父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援している。
    • 【改善内容又は改善目標】保護者にアンケート等配布し、人数が集まれば開催したい。(一度企画したが参加者が少なく中止となった)仕事で参加できない保護者が多いため。
  3. 【設問】子どもや保護者からの相談や申入れについて、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、相談や申入れがあった場合に迅速かつ適切に対応している。
    • 【工夫している点】電話や面談にて迅速かつ適切に対応するよう努めている。
  4. 【設問】定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信している。
    • 【工夫している点】活動の様子はブログやあおぞら通信で発信している。
  5. 【設問】個人情報の取扱いに十分注意している。
    • 【工夫している点】個人内容が記載された書類は鍵付きのキャビネットで保管している。
  6. 【設問】障がいのある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしている。
    • 【工夫している点】状況が分かりやすいように具体的に話をしている。
  7. 【設問】事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っている。
    • 【工夫している点】利用者の個人情報、安全面を考え、家族や学校他の関係機関以外の人を招待するのは現状として難しい。

【チェック項目】非常時等の対応

  1. 【設問】緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアル等を策定し、職員や保護者に周知するとともに、発生を想定した訓練を実施している。
    • 【工夫している点】マニュアルを作成し、内部研修を行い、保護者には連絡帳や送迎時に伝えている。
  2. 【設問】非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っている。
    • 【工夫している点】月に一度様々な災害状況を想定した訓練を行い、訓練の様子はブログや通信で発信している。
  3. 【設問】事前に、服薬や予防接種、てんかん発作等のこどもの状況を確認している。
    • 【工夫している点】契約時に保護者に確認を行っている。
  4. 【設問】食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされている。
    • 【工夫している点】保護者からの情報提供で対応している。
  5. 【設問】ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有している。
    • 【工夫している点】作成したヒヤリハットはファイリングし職員が閲覧することができる。
  6. 【設問】虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしている。
    • 【工夫している点】定期的な研修を行い、日々の支援の振り返りを行っている。
  7. 【設問】どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、児童発達支援計画に記載している。
    • 契約時に書面にて説明を行っている。

あおぞら大正、令和3年度の集計結果

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